BABYMETAL サマソニ2019東京 ライブレポート

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1.

翌日は5時半に起床。
6時過ぎにはホテルを出て新大阪駅へ向かう。
東京行きの新幹線に乗車してから、ふと右手を確認すると、
昨夜のBring Me the Horizonのライブで突き指した右手の親指が随分と腫れあがっていた。
骨折はしていないだろうが、これだけ紫色に変色して腫れると少し不安になってくる。
車窓に映る僕の顔はずっと眉毛が下がったままだ。

 

 

 

その後、東京駅へは9時過ぎに到着。
駅構内にあるドラッグストアで冷却シートとテーピングを購入。
取り急ぎ冷却シートを患部に貼ってから、いざ京葉線のホームへ。
海浜幕張駅へ到着したのは10時半頃だった。

 

 

 

改札を出ると、おそらくはダフ屋が大半なのだろう、
チケットを求めるボードを手にした人が多く目についた。
と当時に、今日の分の東京チケットはソールドアウトになっていたことをはたと思い出す。
早い段階でグッズ付きのチケットを購入した際、「一般発売でも余裕で買えるのに」と
笑い飛ばしてきたレッチリファンの知人は、無事に今日のチケットは手に入れたのだろうか。
その会話を交わして以来、連絡は取っていないので、今も状況はわからない。

 

上空には台風一過の青空が広がっている。
強い日差しがじりじりと容赦なく照りつけてくる。
額の汗をタオルで拭いながら、会場である幕張メッセまで歩く。
リストバンド交換の列に並び、果たして入場すると、
一気に気持ちが高ぶってきた。
昨日は夕方からの観戦だったが、今日は午前中からの観戦。
‟今日は丸一日、目一杯楽しむぞ!”
内心で気勢を上げながら、僕はひとり、浮ついた気分でホールへと進んでいった。

 

 

 

 

 

2.

 

ホールに入ると、僕はすぐさま救護室へ向かった。
30歳くらいの女性が「だいぶ腫れてますね」と言いながら湿布を貼ってくれる。
そのままテーピングもお願いしようと差し出したところ、
女性は笑顔で「ヤ〇ザみたいな先生がいるので呼びますね」と言って後方を向き、
奥の方で椅子に座っている、白衣姿の男性を手招きした。
その男性は苦笑しながら立ち上がると、ゆったりとした歩調でこちらへ歩いてきた。
見た目は本当にヤ〇ザみたいな人だったが、テーピングの処置は手慣れたもの。
うっ血しないように、手際よく、ちょうどよい加減で巻いてくれた。
外見は怖いが、ちゃんと医師の資格はあるのだろう。

 

 

 

クロークに荷物を預けた後はすぐにRAINBOW STAGEへ移動。
ちょうどLOVEBITESがライブを始めるところだった。
単独ライブは何度か観ているが、フェスで観るのは今回が初めて。
まだ昼前という時間帯なので後方にはだいぶスペースがある。
“We are LOVEBITES! We play HEAVY METAL!”
ヴォーカルのasamiが定番の決め台詞を力強く叫ぶ。
喉の調子は良いようだ。シャウトもロングトーンもキマっている。
僕は「Shadowmaker」でヘドバンし、「M.D.O.」でコールする。
最後に「WE THE UNITED」を披露して彼女たちのライブは終了した。
広いホールで聴く重低音のメタル・サウンドはとても心地がよかった。

 

 

 

その後はOfficial髭男dism、通称“ヒゲダン”を観にSONIC STAGEへ移動。
センスのよい楽曲群でここ最近、急激に人気を獲得しているだけあって、
会場は後方ギリギリまで観客で溢れ返っている。
若い人たちと一緒になって代表曲「Stand By You」のサビを合唱すると
10歳は若返った気分になった。

 

 

 

“ヒゲダン”を観終えると、すぐにMOUNTAIN STAGEへ移動。
後方からFear, and Loathing in Las Vegasのライブを堪能する。
彼らのライブを観るのは4年ぶりだったが相変わらずヘヴィで楽しい。
最後に「The Sun Also Rises」を披露して彼らのアゲアゲのライブは終了した。

 

 

 

その後は昼食をとるためにフードエリアへ。
ビーフ丼を頬張りながらお笑いステージを眺める。
それからは隣接するRAINBOW STAGEでELECTRIC PYRAMIDのライブを鑑賞。
SONIC STAGEで木村カエラのライブを少しだけ観てから、
僕は早めにMOUNTAIN STAGEへ戻った。
そこでは、THE INTERRUPTERSがライブを行っている最中だった。
ビリー・アイリッシュの「Bad Guy」をカヴァーした時は場内はかなり盛り上がった。

 

 

 

そのままMOUNTAIN STAGEで待機していると、
やがてZEBRAHEADがライブを始めた。
途中に下ネタのMCが何度かあったものの、それも含め、ライブは大盛況。
後方まで観客でぎっしりと埋まっている。
最後に「Anthem」を披露し、楽しかった彼らのライブは終了した。

 

 

 

約30分ほどのインターバルを挟んで次に登場してきたのはMACHINE GUN KELLY。
MARINE STAGEのRANCIDやMAN WITH A MISSIONと重なっているせいだろう、
ZEBRAHEADの時と比べると観客の数は幾分減っていたが、ライブ自体は盛況だった。
僕は昨日の大阪公演に続き、白人ラッパー、MGKのライブを楽しんだ。
またライブ終盤には観客の数もだいぶ盛り返しているようだった。

 

 

 

MACHINE GUN KELLYのライブが終わると、僕は最前のブロックに移動する。
そして、今一番お気に入りのロック・バンドの登場を心から待ちわびる。
果たして、目映く瞳に映るBRING ME THE HORIZONの面々がステージに登場すると、
僕は大声を張って彼らのステージを歓迎した。
1曲目の「MANTRA」が始まるとモッシュピットが形成され、激しいモッシュが始まった。
「medicine」「wonderful life」「Shadow Moses」「Happy Song」――。
大好きな曲が続き、僕は大声でシンガロングをする。
最後は「Drown」からの「Throne」で締めて、彼らのライブは大盛況のもと終了した。

 

BRING ME THE HORIZONのライブがあまりに良すぎて、僕はしばらくの間余韻に浸る。
そしてそれから最前ブロックの一番後方、柵の前あたりに陣取った。
間違いなくこの狭いブロック内でもモッシュピットは形成されるだろうが、
最初は少し様子を見たいし、なによりステージに集中してヘドバンをしたい。
そんなことを考えているうちにやがて定刻を迎える。
ぐるりと周囲を見渡すと大勢の観客が詰めかけている。
それにしても開演前の熱気がすごい。
BABYMETALのライブに対する期待感が場内に漂う空気に伝播しているかのようだ。
やがてライブがスタートすると、あちこちから怒号のような歓声が沸いた。
僕は括目すると、一瞬足りとも見逃さないという心持ちでステージ上だけを凝視した。

 

 

 

3.

セットリスト

01. メギツネ
02. ギミチョコ !!
03. PA PA YA!!
04. FUTURE METAL
05. Elevator girl
06. Shanti Shanti Shanti
07. ヤバッ!
08. Distortion
09. KARATE
10. ヘドバンギャー!!
11. Road of Resistance

 

大阪公演に続き、「メギツネ」でライブが始まる。
場内ではすぐさま‟オイオイコール”が発生する。
ステージ奥のスクリーンに文字が流れ始める。
ややあって染谷歩のナレーションが聞こえてくる。

 

 

昔々、メタルの銀河の遥か彼方で
SUMMER SONIC またの名を
‟天下一メタル武道会”
鋼鉄の海と山を舞台に
メタルの神々が集う夏の祭典
海へと山へと右往左往する勇者(メタラー)たちの人の波は
巨大なWALL OF DEATHとなって
夏休みの若者たちをも巻き込んでいくのだ
やさしいキツネ様はこっそり教えてあげるのだ
前前前世はこっちじゃないぞ?

諸君、首の準備はできているか?
もう一度聞く
首の準備はできているか?

祝20周年!
‟天下一メタル武道会”の幕開けだ!

 

 

※写真: SUMMER SONIC 公式(以下、同)

 

「メギツネ」のイントロが流れ出すと再び沸く歓声。
MOAMETALの‟ソレッ”の掛け声に合わせて無数の腕が眼前でうごめく。
今宵のサポート・ダンサーも鞘師里保だった。
初めからニコニコして躍動している。
SU-METALの喉の調子は今回も良さそうだ。
Bメロからサビにかけて伸びやかな歌唱を披露している。
やがて間奏を迎えるとすぐさま手拍子が沸き起こった。
3人が相好を崩しながらステージ前方へ移動してくる。

 

開口一番、SU-METALが叫ぶ。「Hey! SUMMER SONIC!」
大声を張って応える観客たち。
「みんな、大きな声出せる?」SU-METALが日本語で煽ると場内はさらに沸いた。
MOAMETALと鞘師里保の2人は観客に手拍子を促しながら満面の笑みを浮かべている。
「Are you ready to jump?」さらに観客を煽ったのち「Are you ready?」、
「ワン! ツー!」SU-METALは嬉々としてカウントした。「ワンツースリーフォー!」
刹那、無数の頭やら腕やらが、まるで荒海のように何度も激しく波打った。
そうして文字通り場内はお祭り騒ぎと化し、アッパー・チューンの「メギツネ」は終了した。

 

1曲目が終わっただけなのに、どよめきに近い歓声があちこちで沸いている。
目の前でモッシュをしていた人たちはみな満足そうな笑みを浮かべている。
場内の熱量がグッと一気に上がったのを感じたのも束の間、
すぐさま「ギミチョコ!!」のイントロが流れてきたものだから、
ホールはすぐさま、さらなる活況を呈した。
イントロが始まるとすぐに激しいモッシュが始まった。
僕はヘドバンを繰り返しながら時折モッシュに参加する。
笑顔で体をぶつける女性の姿も何人か目に付いた。

 

 

 

純粋に楽しいのだろう、鞘師里保が白い歯を見せて踊る。
合いの手の声はすべてMOAMETAL。彼女はいつもの慈愛の笑みを頬に湛えて踊っている。
SU-METALが踊りながら可愛らしく頬を膨らませる。
そもそもこの歌は、最初から最後まで彼女は可愛らしく歌う。
半面、メイトたちは狂喜乱舞といった具合にずっと騒ぎっぱなしだ。
間奏に入るとSU-METALがお立ち台に立ち、笑顔で手拍子を促す。
割れんばかりの大きなクラップ音が場内に響き渡る。
爆発的な盛り上がりを見せ、やがて同曲は終了した。
周囲のいたるところで喜びに満ちた声が溢れている。

 

 

 

続く曲は「PA PA YA!!」。昨日と「ギミチョコ!!」と入れ替わった形だ。
おそらくは大阪公演と同じセットリストでこの後は展開されるのだろう。
イントロが始まるとやんややんやの歓声が沸いた。
‟パッパパパヤー!”の大コールが場内一杯に響き渡る。

 

序盤から盛り上げるための既定路線だったのだろうか、
はたまた自然と高ぶった感情の起伏がそうさせたのか、
SU-METALがここでも、大声で「サマソニー!」と叫んだ。
続けて3人が右手を上げて楽し気にステップを踏むと、
場内では早くもそこらじゅうでタオルの渦が巻き起こった。
キラー・チューンの連続披露により、場内のボルテージは瞬く間に上がっていった。

 

3人が一旦ステージをハケる。
ライブはそのまま「FUTURE METAL」へと続く。
怒涛の3曲の後だけに、呼吸を整えるのに最適な楽曲だ。
僕はその場でジッとしたままスクリーンに映る映像を凝視した。
最後にキツネサインを掲げる人はそれなりにいるようだった。

 

 

 

続く曲は「Elevator girl」。
静止した3人の美しいポージングに目を奪われる。
曲が始まると、再びモッシュが始まった。
ビジョンには3人がエレベーターに乗っている、エフェクトのかかった映像が映し出されている。
激しい圧縮が続く中、僕はヘドバンを続ける。
SU-METALの高音ヴォイスが場内に響き渡る。
気が付けばあっという間に同曲は終了した。
周りでは拍手と歓声がひっきりなしに起こっている。

 

 

 

ライブはそのまま「Shanti Shanti Shant」へと続く。
曼荼羅模様が映るビジョンをバックに、3人がシンクロした踊りを披露する。
曲が始まるや、リズムに乗って体が自然と動いた。
サビではヘドバン不可避。‟ライララ、ライララ、ライララ、ライララ”と振り付けを真似る。
伸びやかで美しいSU-METALの歌声が場内に響く。
‟アチャ、アーチャアーチャアーチャ”3人が笑顔で踊る。こちらも釣られて笑顔になる。
インド音階の楽曲は終始、無意識に観客たちにリズムをとらせているようだった。
オリエンタルチックな楽曲は観衆を大いに魅了し、大盛況のもとやがて終了した。

 

 

 

ライブは後半戦に突入。「ヤバッ!」が始まる。
3人の体から稲妻が迸るエフェクトのかかった映像がビジョンに映し出される。
SU-METALがキュートに歌い始める。
勝手を知るメイトが多いのだろう、裏拍の手拍子が大きい。
サビでは縦ノリ不可避。僕はガンガンに頭を振る。
観客が大声で‟ヴォイ!”と叫ぶ。
スカのリズムの心地よさとヘヴィなメタル・サウンドが混在する同曲。
そこに歌と3人の切れ味鋭いダンスが加味されるから、目も耳も愉悦しっぱなしだった。

 

 

 

続いては「Distortion」。
白煙が立ち上り、ビジョンには同曲のMVが流れ始める。
‟ギバッギバー!” そこら中でデスボイスの声がこだまする。
SU-METALが高音で歌い出す。観客は‟Wow Wow Wow Wow”と応える。
間奏に入り、‟Hey! SUMMER SONIC! Everybody Scream!”
SU-METALがクラップを促しながら何度も煽る。‟Sing!”‟もっと!”
その都度、観客はシンガロングで応える。‟Wow Wow Wow Wow”
大サビに入るとモッシュピットはさらに激しさを増した。
最後に何度も‟Wow Wow Wow Wow”が響き、やがて同曲は終了した。

 

 

 

ライブの勢いはとどまるところを知らない。
場内の熱気はぐんぐん上昇し続けている。
熱狂が続く中、次に披露されたのは「KARATE」。
イントロが始まると場内はさらに沸いた。
ステージの3人がお決まりのクールなポーズを決める。
ヘヴィーなサウンドに合わせ、上体を大きくグラインドさせる。
‟セイヤー!”MOAMETALの可愛らしい気合の声が響く。
大勢の観客がそれに倣い、一緒になって大声を張る。”セッセッセッセイヤー!”

 

始まりからとことんエモーショナルな同曲。
ザクザクッというギターの刻み音が心地よい。
頭がぶつからないように、前の人の背中にそっと手を添えヘドバンを続ける。
そして大声で‟Wow Wow Wow”とコールする。
SU-METALが左右の2人を引っ張り起こす演出は何度観てもグッとくる。
僕は唇を噛み締めながら拳を振り続ける。
そして今回も――‟Everybody Jump!”ジャンプ禁止のサマソニでSU-METALが叫んだ。
女王の命令は絶対とばかりに、多くの観客が嬉々として大きく飛び跳ねた。

 

間奏で引っ張り起こした、その場で初めて会ったメイトたちと肩を組み、
一緒に体を揺らして一斉にジャンプする行為はいつだって魂が揺さぶられるほどに感動的だ。
そしてアウトロのメロディが響く中、ビジョンに映る3人の姿を眺めていると、
不意に感極まって、思わず泣き出しそうになった。
艶やかで真摯な表情がさらにエモさを醸し出してくるから、涙腺が刺激されるのかもしれない。
僕は映画のエンドロールを眺めるような心持ちでステージ上を凝視し続けた。

 

 

 

大いなる盛り上がりを見せた「KARATE」の次にきたのは「ヘドバンギャー!!」。
不穏なムードを暗示する稲妻が何度も不気味に轟く。
冒頭、SU-METALがCメロを歌い終えると、その後はベビーヘドバンタイム。
ステージの3人に合わせて一定のリズムで首を左右に振った。
間奏に入ると、僕はその場で土下座ヘドバンに興じる。
だけどすぐに起き上がると、左右のMOAMETALと鞘師里保の姿を目で追った。
2人とも満面の笑みを浮かべて無邪気にスモークガンを発射している。
その後の “ 消えろ ” の掛け声は大音量。
最後にSU-METALが “ ヘドバンギャー!! ” とシャウトをかまし、やがて同曲は終了した。

 

ふと周りを見ると、恍惚な表情で放心している観客の姿がちらほら目についた。
この巨大なMOUNTAIN STAGEに濃く充満している熱量は一切衰えることなく、
ライブはそのままラストの「Road of Resistance」へと続いていった。
早朝移動での2日連続の参戦でさすがに疲れはあったが、僕は最後の力を振り絞った。

 

 

 

ギターオーケストレーションの美しいメロディが鳴り響く。
フラッグを持った3人がステージで悠々と佇む。
場内は‟オーオー”の大合唱。
メイトたちが内包する熱い思いが、掲げる握り拳から気焔となって上がっている。
ややあって、今日イチのWALL OF DEATHが起こる。
これを目にするのも何度目だろう、激しいサークルモッシュも沸き起こる。
昨日もそうだったが、フェスでの「Road of Resistance」は最高に盛り上がる。
周囲の観客と笑顔でハイタッチを交わすたびに幸せな感情が胸中に飛来した。

 

3人が笑顔でお立ち台に上がると、SU-METALが弾む声で叫んだ。‟We are!”
メイトとか初見とかは関係ない。
今日のライブに満足した大観衆が大声で彼女たちを称える。‟BABYMETAl!”
こうして、大盛況のもと、BABYMETALのライブは幕を閉じた。
入場規制になった4年前のサマソニと同じ会場だから、
最初からやってくれるとは思ってはいたが、期待以上の満足のいくライブだった。
彼女たちは若くして、見事にMOUNTAIN STAGEのトリを務めあげたのだった。

 

 

 

 

 

4.

水分補給を終えた後、少しだけ逡巡する。
だけど最初の予定どおり、このまま僕はRAINBOW STAGEへ向かう。
MARINE STAGEへ向かうという選択肢もあったが、
時間がかるし、RED HOT CHILI PEPPERSは大阪で観たので今回はパス。
彼らのグルーヴィなライブを観る機会は今後まだあるだろう。

 

 

 

TOTALFATのライブを観終えると僕はクロークへ向かった。
ボロボロになっているけど、右手のテーピングは最後まで持ちこたえた。
あの強面の医者には感謝しかない。
そして荷物を受け取り、着替えを済ませると、
少し休憩したのち、会場を後にした。
2日連続で参戦した今年の SUMMER SONIC 2019。
初日は試練もあったが、楽しかったという感情しか沸いてこなかった。
BRING ME THE HORIZONとBABYMETALのライブを両日満喫できたから、
きっとこんなにも晴れやかな気分なのだろう。

 

 

 

帰りの電車に揺られながら、今日一日を振り返った。
LOVEBITES、ヒゲダン、ベガスにZEBRAHEAD、
そしてBRING ME THE HORIZONにBABYMETAL――。
どのライブもそれぞれ味があり、様々な‟音楽”に入り浸った一日だった。
これだから夏フェスに来るのは止められない。

 

MOUNTAIN STAGEのトリを務めたBABYMETALのライブを振り返る。
改めて思うが、特に夏のライブでは「PA PA YA!!」は最強だ。
リリース時の触れ込みは‟サマー・メタル・ソング”だったが、
季節関係なく、今後のライブでは定番のアッパー・チューンとなるだろう。
そしてライブ全体についてだが、これはもう何も言うことなし。
まさに圧巻、ベテランのような貫禄のライブだった。
いつの日かそう遠くない未来、BABYMETALは、国内外限らず、
必ずやフェスのヘッドライナーを務めることになるだろう。
そういった期待を胸に抱かずにはいられない内容のライブだった。

 

BABYMETALの2人はどうだったか。
‟ついに、ついにここまで来ましたー!”という台詞が口から飛び出た
一昨年のSUMMER SONICと同じくらいに、
SU-METALの全身からは終始、楽しいという感情が滲み出ていたように思う。
会場の隅々にまで目を凝らし、楽しそうにライブをしていた。

 

MOAMETALもまた、心底ライブが楽しいように見受けられた。
とくに観客を煽るシーンでは、変幻自在に表情を変えていた。
そして鞘師里保も終始、笑顔満載だった。
BABYMETALのライブにもだいぶ慣れてきたのだろう、今後の活躍も大いに期待できる。

 

6月から毎月続いたBABYMETALのライブ観戦もこれでしばらくはなし。
だけどあまりロスに陥ることはないように思う。
それだけ充実した2日間だったし、11月にはまた日本公演が行われるから、
すぐに彼女たちのメタル・ライブ・エンターテイメントショーを目にすることができる。
まずはその前のUSツアーを無事に完遂してほしい、
そう願いながら僕は電車に揺られ続けた。
車窓に映る僕の顔はずっとにやけっぱなしだった。

 

 

 

 

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2 件のコメント

  • 「鉄壁」のダークサイドから「笑顔溢れる」新章への変化。
    シドニーからブリスベンへの車窓に写るTERIさんの「にやけ顔」からして、すでに「オーストラリア」の地で始まっていたのかもですねえ。
    あの灼熱、熱狂の3日間のフェスレポもまた読み返してしまいました。
    今回の台風一過の2日間のサマソニ参戦記!大変な怪我にもめげずに(泣)。
    いつも感激のレポありがとうございます!

  • >kuroturi-metalさん
    いつもコメントありがとうございます。
    思えば豪州のフェスで3人体制に戻ったんですよね。ダークサイドのままでしたが。
    サマソニは両日、満足いくライブが観れて良かったです。
    単独とはまた違った趣がございました~

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