BABYMETAL APOCRYPHA – ANOTHER GALAXY – ライブレポート

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1.

そうさ、俺は今、BABYMETALのライブ会場へ向かっている。
お台場にあるZepp DiverCityに行くのは一昨年の夏以来だ。
ん? ところでおまえは何者なんだ、だと?
言わなくてもだいたい分かるだろう。
チッ、まあいい。俺の名は――。

 

 

え、おまえはBABYMETALが嫌いだったはずだ、だって?
分かってるじゃないか。俺はBABYMETALが大嫌いだ。
ああ、待て待て待て。話はちゃんと最後まで聞け。
大嫌いなのに、またのこのことやって来たのにはちゃんとした理由があるんだ。
それは前回のライブで手に入れたこいつが関係している。

 

 

え、なぜこのお面がほしかったのか、だって?
それを説明するのは面倒だ。自分でこれを読み返すんだな。
俺はこのお面を手に入れて以来、2年以上ずっと被り続けた。
するとだなあ、使用し続けたせいで、つい最近、破損したんだ。
それで、なにか代わりになるお面はないかといろいろ調べたところ、
妙にそそられるお面を発見したんだ。
そいつがこれだ。

 

 

 

 

 

ひと目見て、おいおい、随分とイカしてるじゃねぇか、と思ったね。
前のお面と比べて頑丈そうなのも高ポイントだ。
それで、このお面はどこで手に入るのか調べてみたところ、
なんとBABYMETALのライブで手に入るっていうじゃねえか。
だからわざわざこうしてまた、BABYMETALのライブにやって来たというわけだ。
え、今日は限定ライブだからおまえは入れないだろう、だって?

 

 

 

ぬかせ。
俺はもともとアポカリ会員だし、
こういうときのために、毎年ずっとTHE ONEの更新を続けてきたんだ。
ついでに言うと、THE ONE限定商品もほぼほぼ購入してる。
なかでも映像作品には目がないんだ。俺はDVDコレクターだからな。
それはさておき、古くからのTHE ONEメンバーであっても、
今回はチケットが取れるかどうかかなりドキドキした。
ライブハウスのキャパは小さいから外れるかもしれないと思ったけど、
当選したときには心底ホッとしたぜ。ふぅ。

 

 

 

 

2.

 

程なくして開場となり、俺は階段を下りて行ったさ。
ラインチケットを認証したのち、簡単なボディチェックを受けて入場。
係員に顔をジロジロ見られるかと思ったが、俺以外にも白塗りをした連中がいたせいか、
あまり顔を見られることはなかったな。
外にいるときは、俺の顔をジロジロと見ながら
「ははあ、あなたも三善ですか。うまく塗れてますねぇ」と声をかけてきた奴がいたが、
あれはいったいどういう意味だったのか今となっては知る由もないぜ。

 

本当は先に物販でTシャツを買いたかったんだが、
着いた時にはすでに完売していたので買うにも買えず。
仕方がない。
物販は次の機会までとっておいてやるぜ。
あーでも、くそっ、記念にあのTシャツめっちゃ買いたかったなー!

 

ライブ中はモッシュするフリをしてメイトどもを片っ端から殴りたいから
前方へ行こうと思ったが、整番がケツの方だったから結局はホールの後方へ。
まあいい。後ろでもモッシュは起こるだろう。
それより、今日の本来の目的は別だ。
あのお面を被っている奴を見つけ次第、力づくで奪い取ってやるぜ。フフッ。

 

SEではスリップノットやパンテラ、アンスラックスの曲がかかってたな。
「Got The Time」や「Psychosocial」は気持ちよく口ずさんだぜ。
それから、聖飢魔IIの曲も流れてた。
選曲したやつ、グッジョブだな。
奴らは白塗りしているからそれだけで合格だ。
さて、そろそろ開演時間か。
もうじきあの爆音を浴びることができると思うと血沸き肉躍るぜ、へへっ。

 

 

 

 

3.

セットリスト

01. FUTURE METAL
02. DA DA DANCE(feat. Tak Matsumoto)
03. ギミチョコ!!
04. Elevator Girl
05. Shanti Shanti Shanti
06. Starlight
07. Kagerou
08. Distortion(feat. Alissa White-Gluz)
09. メギツネ
10. PA PA YA!!(feat. F.HERO)
11. KARATE
12. ヘドバンギャー!!
13. Road of Resistance

 

果たしてBABYMETALのライブが始まった。
暗転するなり、大歓声だ。
初っ端なの曲は「FUTURE METAL」。
俺的には、周りの連中をビビらせるために“DEATH! DEATH!”と大声で叫べる
「BABYMETAL DEATH」スタートが一番好きなのだが、
なんだかんだと「FUTURE METAL」スタートも板についてきた感がある。
セパルトゥラを彷彿させる「IN THE NAME OF」も嫌いじゃないが、
これから様々な国の音楽をミックスした銀河(『METAL GALAXY』)の旅が
始まるぞというワクワク感が「FUTURE METAL」にはあるから今ではお気に入りだ。
そしてこの映像は素晴らしいから、そのままPVで出せばいいのにとも思うぜ。

 

ライブは「DA DA DANCE(feat. Tak Matsumoto)」から「ギミチョコ!!」と続くが、
フロアの前方と違い、俺の周りでモッシュが起こる気配は微塵もなかった。
誰もかれもがステージをジッとガン見してやがるんだ。
くそっ、モッシュが起こらなければ、メイトどもを殴れないだろうがよっ。
だけどモッシュはまったく起こらないから、俺はその場で気持ちよくヘドバンしながら
ヘヴィな音を貪り続けたぜ。これだよこれ、あー堪んねぇ。
「Elevator Girl」と「Shanti Shanti Shanti」はダンス・ルーティンが素晴らしいから、
リズムに乗りつつ、人の頭の隙間から何度かステージを凝視した。
でもお立ち台がないから、フロントの3人を眺めることはほとんどできなかったぜ、くそっ。
だけど見えないからといって、基本的なルールだからな、
俺は剥がしなんかは絶対にやらないぜ。無理な突進・圧縮も危ないからやらない。

 

ライブはそのまま「Starlight」と続いたが、
アリーナ公演のように無数のレーザー光線が飛び交うことはなかった。
しかしそれが逆に、研ぎ澄まされた演奏とパフォーマンスがフォーカスされることになり、
ステージングに見入っていると鳥肌が立って、痺れるほどの感動を味わったぜ。
ギター・ジェント・サウンドがとてつもなく心地よく、
またそれに乗るSU-METALのクリアな歌声が堪らないんだ。
そして曲の終盤、少しだけ前方が開けて、ついにフロントの3人を眺めることができた。
俺はしばらくの間微動だにせずに目を見開いたままステージ上を凝視していた。

 

 

思い出したぜ、前回のライブをよ。
俺はヴォーカルに魅了され、ついうっとりと見惚れてしまったんだ。
そして今回もまた……、ああ、堪らねえ。
続く「Kagerou」の歌唱も抜群だ。
俺はこの2曲を続けて聴いている間に昇天したぜ。
わかるだろ?
演奏と歌唱とダンスが見事にマッチしてできあがる楽曲の世界観が最高なんだ。
演奏と歌声を聴きながら頭をゆらゆらと揺らしていると、深く没入し、
まるで薬でもやったかのように、脳内にドーパミンが分泌されるんだ。
まさに‟クレージー、クレ~ジィ~、クレージー、どうかしてる”ってなもんだぜ、へへっ。

 

後半はとにかく怒涛の展開だったな。
とにかくリズム隊が抜群に良いんだ。
ギターの奏でるメロディ、ドラムのブラストビートも最高だ。
特に「Distortion(feat. Alissa White-Gluz)」ではその良さが際立ってた。
そして続く「メギツネ」もすべてが最高に良かった。
だから思わず、今回も無意識のうちに踊り狂っていたぜ。

 

 

それから、横の2人もヴォーカルに負けていなかったぜ。
本当だぞ。とにかく存在感がハンパねーんだ。
「PA PA YA!!(feat. F.HERO)」でも笑顔満載で溌剌と踊っていたな。
続く「KARATE」でも2人の存在感はヴォーカルに引けをとらなかった。
そしてSU-METALが間奏で‟エブリバディジャンプ!”と煽ったあとにジャンプした際、
今回もMOAMETALと目が合った(ような気がした)。

 

 

エモーショナルな「KARATE」はいつ聴いても最高だ。
最後のSU-METALのロングトーンの時に、俺はまた昇天したぜ。
わかるだろ? なにもかもが開放されて最高に気持ちがいいんだ。
思わず感極まりそうになったな。
だけど今夜のライブのクライマックスはこの直後にやってきたんだ。

 

それは「ヘドバンギャー!!」のあとのことだ。
それまではサポートダンサーが誰なのか、よくはわからなかったんだが、
最後の「Road of Resistance」のときに、肉眼ではっきりと確認することができた。
フラッグを広げるシーンで、俺は左の方をガン見した。
するとそこには、屈託のない笑みを浮かべている彼女の姿があった。

 

その瞬間、まるで恋に落ちたかのように俺の心はドキドキしたぜ。
とにかくもう、キュートな笑顔が最高なんだ。
しかもダンス・スキルも高く、ずっとMOAMETALとシメントリーを形成していた。
だけど名前がわからない。
だから俺はすぐに隣の奴をとっつかまえ、‟あの子は誰なんだ”と問い質したんだ。
するとそいつは、‟オカザキモモコ”と教えてくれた。
モモコか、いい名前じゃねーか。
うぉー! それにしてもあの笑顔が堪らねぇー!
ああああーーーーーーっ!

 

 

 

その後のことはあまり覚えちゃいない。
強い陶酔感に襲われて、感覚がマヒしていたんだ。
途中のシンガロングは知らず、気持ちが入り込んでしまって、
場内のものすごい一体感に、思わず体が打ち震えてしまったぜ……。

 

 

 

 

 

4.

 

ほどなくしてライブは終わり、俺は会場を出て歩き出した。
周囲を窺うと、あちこちで談笑しているメイトどもがいた。
わかってるぜ。BABYMETALのライブの後はいつだってそうだもんな。
とにかく誰かと今日のライブについて話がしたいんだよな。
でも俺はメイトじゃないし、友人もいないから、このまま一人で帰るだけだ。
別に寂しくなんかないぜ。本当だぜ? ふぅー。
あーあ、それにしても今日の音響も最高に良かったなぁ~!

 

それから結局、あのお面を見つけることができなかったから、
ライブ終了後に場内でメイトに聞いたんだ。
するとどうも楽器隊があのお面を被っていたらしいじゃねえか。
まったくよう、最初の画像を見ればそんなもん、すぐに気づくだろうがって話だよな。
何度もステージは見たんだが、フロントの3人にばかり意識が向いて、
奥のバンドマンにまで目が届かなかったぜ。
まあいい、今回は諦めよう。
そのうちまたあのお面を手にする機会はあるだろう。

 

 

 

 

 

その後は電車に揺られて家に向かったんだが、そういえば一つ思い出したぜ。
あれは3年前だったか。
BABYMETALのライブに、あのゴッサム・シティの市警察本部長、
ジェームズ・ゴードンの野郎がいるという噂を聞いたんだが、
実は奴とは別人だということがようやくわかったんだ。

 

 

 

くそっ、なんで間違えちまったっんだ。
よく見ると、全然ゴードンに似てねぇじゃねーか。
しかもこの男は、なんとBABYMETALのプロデューサーらしい。
あーくそっ、我慢ならねえ。
言ってやる、今日こそは声を大にして言ってやる。
この際だからきっちりと文句を言ってやる!
おいっ、もっとコープスペイント限定の、通称“白ミサ”ライブをやれっつーの。
BABYMETALのライブにたくさん行く口実を作れっつーの。
だからあ、俺様の出番をもっと増やせと言ってんの!
あ、すみません、マジ、あの、行く機会を作ってください。。
なあ、頼むよダンナ、ジョーカーから心からのお願いだ……。

 

 

 

 

 

その後は家に着くなり、俺はすぐにまた調べ始めたぜ。
何をかって? そんなもん、オカザキモモコのことに決まってるだろうが。
すっかりお気に入りなんだ。
どうやら彼女の名前は岡崎百々子で、
SU-METALやMOAMETALと同じさくら学院出身らしい。
どうりでダンスが他の2人と合うわけだな。
納得したぜ。
そして偶然、この画像を見つけたんだが、
見た瞬間、あまりの美しさに、俺は瞬きするのを忘れちまったぜ。

 

 

 

 

どうもこれは彼女がまださくら学院に在籍しているときに出演した
ミュージカルで着た衣装らしい。
そして岡崎百々子が出演したミュージカルは「黒執事」とのこと。
ふふっ、タイトルがわかれば、あとはもうこっちのもんだ。
俺はこいつをアマゾンで早速注文してやったぜ。

 

 

 

 

え、これは何なのか、だって?
見りゃわかるだろう。黒執事のDVDだ。
岡崎百々子のリジー役は是が非でも見なきゃいけないだろう。
後でさくら学院の過去のDVDもぜんぶ注文するつもりだ。
なんたって映像作品には目がないからな。
言っただろ、俺はDVDコレクターなんだ。
今から作品が届くのが楽しみだぜ、ふふっ。

 

 

 

 

えっ、そんなことより、
結局のところおまえはBABYMETALのファンなんだろ、だって?
おいおい、寝言は寝て言えよ。
俺はBABYMETALが大嫌いって何度も言ってるだろうがよ!
え、そんなこと言って本当は大ファンなんだろ、だって?
こんチクショーめー!
いいか、2度と同じこと聞いてくるんじゃないぞ。
俺はBABYMETALが死ぬほど嫌いだっつってんだろ。
え、それじゃあもうBABYMETALのライブには来ないんだな、だと!?
アホかっ、ライブには絶対来るし、
THE ONE会員もずっと続けるっつーの!

 

 

 

 

 

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