BABYMETAL METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN 大阪城ホール公演 2日日 ライブレポート

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1.

 

ホテルをチェックアウトすると、最寄りのネットカフェに入店。
そこで昼過ぎまで仕事をし、それから現地に向かう。
最寄りのJR大阪城公園駅に到着したのは午後15時過ぎ。
取り急ぎ、BRING ME THE HORIZONの物販に立ち寄る。

 

 

 

過去3回のライブで買いそびれていたグッズを購入しようと思うも、
ロングTシャツは早々に完売したとのこと。
また、amoパーカーもSとMは売り切れだったので、
少し大きいかなと思いながらLサイズのパーカーを購入。
すぐに試着したところ、ちょうどよいサイズだったのでひとまず安堵する。

 

 

 

 

開場時刻までまだ少し時間があったので、たこ焼きを買って食す。
フォロワーの方と話し込んでいるとやがて時間に。
昨日の反省を生かし、今日は上にパーカーを着て入場列に並んだ。
すっかり日が落ち、寒さが増してくる中、果たして入場。
今日は昨日よりも1つ後ろのブロック、R-5だった。

 

 

 

偶然にも、同じブロックには5~6人ほど見知った方がいた。
同じ場所に固まり、今日は楽しみましょうと声を掛け合う。
たまアリの2日間と昨日は一人でライブを堪能したが、
今日はそれとは違った雰囲気で楽しめそうだ。
そう思うと自然と口元は緩み、徐々に気持ちが高ぶってきた。

 

BRING ME THE HORIZONとBABYMETALのライブを続けて観るという
夢のような時間は、ついに今日がラスト。
ぜんぶ出し切って完全燃焼しようと意気込む。
そして客電が落ち、いよいよライブがスタートすると、
場内のあちこちから歓声が沸いた。
間近の3回のライブで、新たにファンになったメイトの方が多いのかもしれない。
BRING ME THE HORIZONのメンバーがステージに姿を現わすとさらなる歓声が沸く。
当然のことながら僕も大声を張って彼らを迎え、首を何度かぐるりとまわす。
今宵もがっつりと折り畳みヘドバンをかまそう。
おもいきりライブを楽しむ準備はとうに出来上がっている。

 

 

 

 

2.

セットリスト

01. Ludens
02. MANTRA
03. The House of Wolves
04. Wonderful Life
05. Shadow Moses
06. Happy Song
07. Can You Feel My Heart
08. medicine
09. Drown
10. Throne

 

今宵もライブは「Ludens」でスタート。
僕は知り合いの方と一緒になって歌う。
BABYMETALにも通ずる、ダンサーを従えたステージング、
巨大スクリーンをフルに活用しながらのパフォーマンスは圧巻。
続く「MANTRA」のヘヴィなギター・リフ、獰猛なドラムがが作り出す
分厚いサウンドに気持ちよく首を振る。
残念ながらブロックが狭いので、
「The House of Wolves」で今回もモッシュが起こることはなかったが、
僕は大声でコールし、彼らのライブを心底堪能した。
「Wonderful Life」でも血管切れそうになるほどに合唱する。

 

ライブは中盤へと進み、「Shadow Moses」へ。
大勢によるコール&レスポンスが炸裂する。
「Happy Song」の最中に、昨日と同じくヴォーカルのオリヴァーが
‟サークル・ピットが必要だ! 作れ!”と観客を煽ったものの、
本人も最初からサークルはできないとわかっていたようで、
若干拗ねながらでの言い回しは見ていてとても可愛らしく思えた。
次曲「Can You Feel My Heart」では観客に何度もジャンプを促し、
フロントマンとしての責務を果たしつつライブを大いに盛り上げた。

 

続く「medicine」では、間奏中に今宵もスマホ・ライトによる演出が。
無数の光が左右に揺れる中、キャッチーなメロディが心地よく響く。
最後は「Drown」「Throne」と畳み掛け、ライブはクライマックスに。
「Drown」の大合唱は今夜も心が震えた。
「Throne」の間奏、大勢が座り込んでからの一斉ジャンプで熱気は最高潮に達する。
多くの人が笑顔でジャンプを繰り返している。
そうして大盛況のもと、BRING ME THE HORIZONのライブは終了した。
メンバーは観客に何度もお礼を言ってから満足気にステージを降りていった。

 

声がかれるほどに全力を出し切ったのでくたくただった。
無意識に涙を零している。
BRING ME THE HORIZONのライブは今年8回見たが、見るたびに感動を覚えた。
がっつりヘドバンできるヘヴィなサウンドは残しつつも、
積極的にポップのトレンドを取り入れてきた新譜の楽曲群はとても耳障りがよく、
また、それらの曲にオリヴァーの美声が見事にマッチしているものだから、
ずっと聴いていたいという衝動に駆られるし、ずっとパフォーマンスを眺めていたかった。
僕は大いなる余韻に浸りつつ、インターバル間での体力の回復に努めた。

 

 

 

 

3.

セットリスト

01. FUTURE METAL
02. DA DA DANCE(feat. Tak Matsumoto)
03. ギミチョコ!!
04. Elevator Girl
05. Shanti Shanti Shanti
06. Starlight
07. Kagerou
08. Distortion(feat. Alissa White-Gluz)
09. メギツネ
10. PA PA YA!!(feat. F.HERO)
11. KARATE
12. Road of Resistance
EN
13. Shine
14. Arkadia

 

BABYMETALのライブが始まるなり、場内は大歓声に包まれた。
僕も知り合いの方と一緒になって大声で声援をおくる。
3rdアルバム 『METAL GALAXY』の曲順そのままに、今宵のライブも
「FUTURE METAL」から「DA DA DANCE(feat. Tak Matsumoto)」へと雪崩れ込む。
SU-METALのクリスタルの如く澄んだ熱唱が、
大阪城ホールを一気に灼熱のダンス空間へと叩き込んでみせる。
続く「ギミチョコ!!」では、‟大阪ー! 声聞かせて!”のSU-METALの
コールに応えて、熱い大歓声が場内に吹き荒れた。

 

その後もグッと見入ってしまうライブが続く。
「Elevator Girl」のエレガントで弾むようなポップ感、
「Shanti Shanti Shanti」のオリエンタルな妖艶さに満ちたメロディ、
無数のレーザーの中で披露された「Starlight」の荘厳で凜とした緊迫感――。
曲によって高々と持ち上がるトライアングル状のステージ・セットや、
巨大ビジョンを高精細に彩ったビジュアルワークも功を奏し、
楽曲ごとに見事に世界観を造り上がてゆく。
瞬きをするのも忘れるくらいに、3人のステージングに深く没入する。

 

舞台上に炎が妖しくゆらめく中、「Kagerou」が披露される。
MOAMETALと鞘師里保による大人びたダンスが多くの観客を魅了する。
続く「Distortion(feat. Alissa White-Gluz)」では、
噴き上がる火の玉よりもインパクトのあるステージングを披露。
SU-METALの力強い歌唱が場内に響き渡る。
躍動感あふれる3人のダンス・パフォーマンスも相俟って、
1曲また1曲とアリーナ&スタンドを熱狂の頂へと導いていく。
「メギツネ」での‟大阪! もっともっと声出せー!”のSU-METALの煽りが、
雄叫びのような歓声と会場一面のジャンプを呼び起こしていった。

 

「PA PA YA!!(feat. F.HERO)」では、見渡す限りにタオルが渦巻き、
続く「KARATE」の最後では、SU-METALによる振り絞るような
魂のロングトーンがどこまでも伸びていき、場内と観客の胸を震わせた。
「Road of Resistance」では、凛とした姿の3人が舞台上で
拳を掲げて満場の観客をシンガロングへと導いていった。
そして、名場面だけで綴られたようなステージはあっという間に終幕を迎え、
恒例の‟We are?”、‟BABYMETAL!”のコール&レスポンスで終了。
直後にはすぐさまアンコールを促す‟BABYMETAL”コールが巻き起こった。

 

『METAL GALAXY』の物語と広がりをそのまま具現化するように、
今宵のアンコールも「Shine」から「Arkadia」へと続き、ドラマチックな時間が流れていく。
アコースティック・ギターの音色と響き合うメタル・バラード「Shine」の
青白く雄大なサウンド&展開に、誰もが陶然と聴き入っていく。
そして、熱演の果てにさらなるクライマックスを描き出した「Arkadia」――。
続けて披露されたこの2曲におけるフロントの3人はとりわけ光り輝いていて、
自信に満ちた表情でエレガントかつダイナミックに歌い踊っている。
こうして大いに盛り上がったライブは拍手万雷の中、幕を閉じた。
袖に捌けていく3人の清々しい表情が、今宵のライブの満足度を表していた。

 

 

 

 

4.

 

大満足のもと、会場の外に出る、
最寄り駅へ向かいながら、今しがた終わったばかりの今夜のライブを振り返る。
2組とも内容が濃く、未だ興奮状態にあるので細かい描写までは思い出せないが、
とにかく今は多幸感に包まれているので、まったく不満がないことは確か。
そんな中、印象に残っているのは、SU-METALのヴォーカリストとしての進化ぶり。
といっても、もともとポテンシャルはあったのだろう。
メタルを軸として多彩な国々の音楽ジャンルを取り込んだ『METAL GALAXY』。
その楽曲群を、歌唱法を変えて曲ごとに見事に表現していたのはさすがである。

 

MOAMETALと鞘師里保によるダンス・ルーティンもこれまた見事だった。
ときに溌溂と、とき繊細に踊るシーンは見ていて随分と惹き込まれた。
BRING ME THE HORIZONのライブにもバック・ダンサーはいたが、
MOAMETALと鞘師里保はフロントダンサーで、
楽曲を前面で表現しているので、根本的に他のアクトのダンサーと役割が違う。
2組のライブを続けて観たことで、そのことを改めて思い知った。

 

ピットでの様子を振り返る。
文中でも触れたように、見知った方が数名いたので、
今宵のライブはより堪能することができた。
また、小さいながらもモッシュやサークル・モッシュも発生し、
楽しく参加することができた。
この場を借りて、R-5のブロックにいた方々に感謝申し上げる。

 

計4日に及んだ、BRING ME THE HORIZONとBABYMETALのライブを
続けて見るという、本当に夢のような時間がついに終わってしまった。
思えばやはり贅沢な体験だった。
これほどまでにライブに没入したことはないくらいに熱中した。
またいつの日か、この夢の続きが観れることを願い、僕は帰路についた。
満たされた気分のまま、笑顔で電車に揺られ続けた。

 

 

 

最後に、今回のゲスト・バンド、BRING ME THE HORIZONと
BABYMETALの関係性について、少しばかり触れておく。
両バンドの出会いは、イギリスのロック専門誌「KERRANG!」が、
2015年6月に英ロンドン Troxyで開催した〈KERRANG! AWARDS 2015〉でのこと。
このアワードでBABYMETALは、独立心あふれるアーティストに贈られる
“THE SPIRIT OF INDEPENDENCE AWARD”を受賞
(翌年は同アワードで“BEST LIVE BAND”賞を受賞)したわけだが、
日本人アーティストが〈KERRANG! AWARDS〉で賞を受けるのはこれが初めてのことだった。
そして会場内にて、BABYMETALと同アワードで“BEST BRITISH BAND”賞を
受賞したBRING ME THE HORIZONのメンバーは仲良くフォト・セッションを行なったのである。

 

 

 

ちなみにBABYMETALは、〈KERRANG! AWARDS〉の2日後にロンドンの
Indigo at The O2で開催されたメタル雑誌「METAL HAMMER」主催のアワード
〈METAL HAMMER GOLDEN GODS 2015 AWARD CEREMONY〉にも出席し、
同アワードにて“BREAKTHROUGH”部門を受賞。
その際にもBRING ME THE HORIZONのメンバーと記念写真を撮っている。

 

 

 

それから2ヵ月後の2015年8月。
英レディングとリーズで開催された〈READING AND LEEDS FESTIVALS 2015〉
の同じ日に両バンドはメイン・ステージに登場。
その際、BRING ME THE HORIZONのヴォーカル、オリヴァー・サイクスは、
なんとBABYMETALのTシャツを着てステージに現われたのだが、
そのまさかの展開に、現地で生観戦していた僕は心底驚愕した。
なぜならば、その年の2月に発売したBRING ME THE HORIZONの5枚目のアルバム
『ザッツ・ザ・スピリット』が全米アルバム総合チャートで2位を記録するなど、
世界的な人気を誇るBRING ME THE HORIZONのヴォーカルが、
世界的にはまだ駆け出しの新人アクト、BABYMETALのTシャツを着て、
世界的に有名なロック・フェスのメイン・ステージに登場したのだから。
これで驚くなというのが無理な話である。
そしてそのライブの模様は後日、BBCで放映され、会場にいる観客はおろか、
TVやネットを通じて多くのイギリス人がBABYMETALの名を知ることとなったのである。

 

 

 

その後両バンドは、海外のフェスで何度か顔を合わせるうちに良い関係を築いていき、
SNSを通じて“いつか一緒にツアーを回ろう”と互いに呼びかけあう仲に発展。
そしてようやく両バンドの願いが、今回のワールド・ツアー日本公演(全4公演)として
具現化されたのである。
約4年前より始まった、これまでの両バンドによるストーリーを鑑みると、
BRING ME THE HORIZONがゲストとしてBABYMETALのアリーナ公演に登場し、
多くの日本人観客に彼らのライブの素晴らしさをアピールできたことは、
過去にBRING ME THE HORIZONがイギリスのフェスでBABYMETALの
名を大きく広めてくれたことに対する、BABYMETALからBRING ME THE HORIZONへの
“4年越しの恩返し”といった側面もあったわけでとても感慨深いものがある。

 

現状に満足せず、常に新しい音楽を求めて進化し続ける
BABYMETALとBRING ME THE HORIZON。
近い将来、今度はBRING ME THE HORIZONが母国イギリスで行なう
アリーナ・ツアーのゲストにBABYMETALを迎えるかもしれないし、
もしそうなったのなら、BRING ME THE HORIZONのファン層の大半を
占める若いイギリス人女性が、洗練されたBABYMETALのライヴ・ショウに
一体どんな反応を示すのか是非とも見てみたいものである。

 

 

 

 

 

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