BABYMETAL 「LEGEND -S- 洗礼の儀 -」 LV 鑑賞レポート

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-テリさんは「Legend -S-」公演は生で観られたわけでつよね?

 

はい。12月2日と3日の2DAYS開催だったのですが、初日の2日の公演を観てきました。
残念ながらYUIMETALは病欠でしたが、大変素晴らしいアリーナショーでした。

 

 

-なるほど。ライブ・ビューイングも2日の内容だったのでしょうか。

 

いえ、ライブ・ビューイングは3日の内容でした。これで両日分を観れたので大満足です。

 

 

-ははあ、もえもえほ~! 的な感じだと。

 

はい?

 

 

-もとい、ワンダホー! 的な感じだったと。

 

ワンダホー? ああ、そうですね。素晴らしい体験でした。

 

 

-なにか印象に残っているシーンはありまつか。

 

そうですね。
まず改めて驚かされたのは演出面です。
今回の公演はSU-METALの聖誕祭でしたが、舞台芸術も含めてとてもシアトリカルで、
いつもなら、思わずクスッとするような小ネタが盛り込まれるストーリームービーも、
今回ばかりはお笑いの要素は一切排除し、逆に意味深長な内容のものばかりでした。
冒頭、SU-METALが登場してからの一連の流れは特に目を見張るものがありましたね。
屈強なキツネ面の男たちに鎖で台座が引っ張られるところ、その後の無数の赤い光の点滅、
SU-METALが杖をかざすと火花が空を裂いていくシーンなどはとても幻想的で、
まるで古代のヨーロッパを舞台にした巨編映画でも眺めているような錯覚を抱きました。

 

 

-ははあ、とてもKYGな世界だと。

 

はい?

 

 

-とてもファンタジーな世界観だったと。

 

え、ああ、そうですね。音楽も含めてとてもダーク・ファンタジー的な演出でした。

 

 

-そういえば今回は映画館でのライブ・ビューイングだったんでつよね。

 

そうなんです。
東京ドームや大阪城ホールのライブ・ビューイングはライブハウスであったのですが、
今回は全国の映画館での上映でしたので全員が着席のまま観賞しました。
ライブハウスのときのように体を自由に動かすことはほとんどできないですけど、
大画面の映像は迫力満点で、音響もかなり良かったから、
先ほど言ったように壮大な巨編映画でも観ているような気持ちになったんだと思います。

 

 

-なるほど。とてもKYG……。

 

ファンタジー、とてもダーク・ファンタジーな世界観でした。

 

 

-最初からそう言ってまつよ?

 

……は?

 

 

-ライブの中身自体はどうでしたか。チッ。

 

え、はい。
まず、冒頭でも触れたように今回はYUIMETALが不在の中で行われたのですが、
大画面でよく見てみると、SU-METALとMOAMETALがいろいろな場面で
YUIMETALをカヴァーしていることがわかりました。
パフォーマンス中、MOAMETALはよくYUIMETALとアイコンタクトをするのですが、
今回はそこにはいないのに、YUIMETALのいる場所の方を見て微笑んでから、
次のアクションを起こすといった光景が何度か見受けられました。
顕著だったのが「Road of Resistance」の2人が手を重ね合わせるシーンです。
その他にも「イジメ、ダメ、ゼッタイ」では一人で渾身のエアバトルを展開し、
「GJ!」や「4の歌」では一人で堂々とパフォーマンスを披露しました。
またSU-METALは、「META!メタ太郎」の歌い出し、
YUIMETALが歌うパートのところでは、笑顔でマイクを観客の方に向けていましたね。
そしてちゃんとそれに応える観客たちも素晴らしかったです。
他の曲でも観客たちは必死にYUIMETALのパートを大声で歌っていました。

 

 

-そうでつか。次回は3人揃ってのライブを拝見したいものでつね。

 

ええ、メイト全員が心からそう願っています。

 

 

-他になにかありまつか。

 

はい。
これは神バンドの話になるのですが、ギターの神こと藤岡幹大さんが
36歳という若さで1月に永眠されました。
今回の公演は昨年の12月に行われたのですが、
藤岡さんが神バンドとして最後に出演した公演だったのです。
だから彼の姿がスクリーンに映るたびに感情が激しく揺さぶられました。
「ギミチョコ !!」や「Road of Resistance」でのギターソロ、
「紅月-アカツキ-」や「シンコペーション」でのツインギターなど痺れましたが、
とりわけ「NO RAIN, NO RAINBOW」では、哀調を帯びたメロディ、
それにSU-METALが歌う「二度と会えないけど、忘れないでいたいよ」
という歌詞が胸に沁みて、涙を零さずにはいられなかったですね。

 

 

-そうでつか。BABYMETALのライブでは最後の勇姿なんでつね。

 

そうです。
夏に映像作品が発売されることになったのは嬉しい限りです。
正直、まだ亡くなられたのが信じられない気持ちも残っているんですけど、
彼はこれからもファンたちの記憶の中でずっと生き続けていきます。

 

 

-まだなにかありまつか。

 

あとはそうですねぇ。
やはり2人だけのパフォーマンスというのは、見ていて胸を打たれましたね。
正直なところ、全曲ほぼすべてで特別な感情を抱いていましたが、
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」で親指を立てるシーン、
「KARATE」の間奏でSU-METALがMOAMETALを起こすシーン、
そして最後の「THE ONE」で2人が合流するシーンなどは、
YUIMETALがいない寂しさと、
気負うことなくパフォーマンスしている2人の健気さで、グッとくるものがありました。

 

 

-そうでつか。やはりBABYMETALは3人でBABYMETALなんでつね。

 

ええ、まったくもってそのとおりです。
LVの最後には、METAL RESISTANCE EPISODE VII – THE REVELATION –
の映像が流れ、ダークサイドではThe CHOSEN SEVENの物語が存在したり、
最後に10人が横並びになったりしていることで、
メイトの間では、人数が増えるのではないかといった憶測が飛び交っていますが、
BABYMETALはあの3人だからこそBABYMETALなんだと思います。
だからおそらく、ダークサイドでの7つのメタルの魂の物語は、
BABYMETALの3人と神バンドの4人のことを表していて、
METAL RESISTANCE EPISODE VII が続く間は、
神バンドは「Legend -S-」のときと同じ黒い衣装で登場するのではないでしょうか。
あくまでも個人的な憶測ですが。

 

 

 

 

-そうでつか。あとはもうないでつか。

 

そうですね。
あとはやはり、BABYMETALのライブはとてもスペクタクルという点。
4月1日はFOX DAYということで新たなお告げがあったわけですが、
メイトの間では、今年はニューアルバムが出るんじゃないかとか、
マジソン・スクエア・ガーデンでライブがあるんじゃないかと騒いでいたんです。
ですが、いざ蓋を開けてみると……

 

 

-ウッホ!

 

へ!?

 

 

-失礼しました。咳払いです。続けてください。

 

あ、はい。
いざ蓋を開けてみると、Light and Darknessのお告げがあっただけでした。
僕はてっきり、ライブ・ビューイングの終わりには、
きっとマジソン・スクエア・ガーデン公演の告知があるじゃないかと期待していたので、
この「Legend-S-」と同等レベルの舞台セット、演出ができるのであれば、
間違いなくマジソン・スクエア・ガーデン公演は大成功だろうなあと妄想していました。

 

 

-なるほど。それはまさに、てんてんてんてんところてーん! でつね。

 

はい?

 

 

-いや、妄想だけで結果は違ったから、どっどっどっどっどないやねーん! と思ったっていう。

 

あの、軽部さん、さっきからなんなんですか。
ちょいちょい「さくら学院」の話題が出てますけど。

 

 

-さくら学院? ああ、BABYMETALはさくら学院の出身でしたね。

 

そうです。軽部さん、さくら学院がとてもお好きなんですね。

 

 

-私がでつか?

 

そうです。絶対に好きですよね?

 

 

-そりゃあBABYMETALをきっかけに知ったときは、少しはいろいろ覚えましよ。
YUIMETALが卒業式で「さくら学院をこれからもよろしくお願いしまつ」って言うから、
その後少しの間だけ、追いかけていたことは認めましょう。
だけど僕はもう50過ぎのいい大人ですよ?
いくらなんでも小中学生限定ユニットにずっと熱を上げるはずがありません(笑)

 

そうですか。でも最初のあいさつでも「おーはー!」と言ってたし。

 

 

-いいじゃないでつか言うくらい。裏だから生で月曜の「おはガール」は観れないわけでつし。

 

月曜!?  ということは、やはりまださくら学院は追いかけてるということじゃ……。

 

 

ゆづみんつぐみん!

 

???

 

 

-そろそろ時間となりました。

 

えっ? まだ10分くらい尺が残っているでしょうに。

 

 

-これで現地からの中継を終了したいと思います。

 

ちょ、まだ早いって。

 

 

-それでは、ガラガラ、バキューン!

 

おいっ! それ、そよのっ!

 

 

-パンプキンは黙ってて!

 

誰がパンプキンやっ!

 

 

-現地のまあすけさん、どうもありがとうございました。

 

違う! まあすけやない!

 

 

 

―――プツン。

 

 

 

現地のテリ記者からのリポートでした。
今朝はしとしと雨降り、ユーウツな朝、無情な月曜日。
だけど夜は気分ウキウキ、FRESH!マンデー! イェーイ!!
以上、「OH!めざめエンタNOW」の時間でした。

 

 

時刻は朝の7時半となりました。
今日も良い一日でありますように。

 

 

それでは、

 

 

せーの、

 

 

今日も元気にいってらっしゃーい!

 

 

 

 

 

 

◆ 軽部さんシリーズ

BABYMETAL ケラングアワード 2016 観覧レポート → こちら

BABYMETAL 東京ドームLV  鑑賞レポート → こちら

BABYMETAL 大阪 銀キツネ祭り  ライブレポート → こちら

 

◆ ライブレポート

BABYMETAL 「LEGEND -S- 洗礼の儀 -」 初日 ライブレポート | OBSESSED with BABYMETAL
BABYMETALの「LEGEND – S – 洗礼の儀 -」初日のライブレポートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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